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You-Yu通信

武雄市議会議員 朝長勇のYou(あなた)とYu(わたし:勇)を結ぶ場所。武雄の笑顔を増やすため、聞き、学び、考え、そして行動します。ご意見はtomonagaisamu@po.saganet.ne.jpまで。
聖徳太子と言えば・・・
旧壱万円札を思い浮かべる方も多いと思いますが、

では何をした人か?というと

代表的なのはそう

「十七条憲法」

これもほとんどの方が知っていると思いますが、(あとは冠位十二階とか遣隋使小野妹子とか(中身はよく知りませんが、恥ずかしながら))

ではその内容はというと?

ということで機会があったのでちょっと勉強してきました。
まずは第七条まで。

ちょっとだけ書いてみます。

第1条の冒頭は知っている方も多いと思います。

 「和を以って貴しとなし、・・・」


ここだけ読むと、「なるほどそのとおり、だからどうした!?」となりますが(ならない?)、

ではなぜか?というと

「人は和し合うことが難しいから」です。

無知な私は単純に「偉い人が下々の人間のために考えて制定してやったもの」と言う位の理解しかありませんでしたが、この憲法を深く理解するには聖徳太子が生きた時代背景を知ることがとても重要でした。

権力をめぐって血縁者同士が争い血を流し、官僚が自らの欲のために不正を行う。そういう混乱の世情を深く悲しみ憂う思いがこの憲法には詰まっています。

この背景を理解せずにこの憲法の真意を知ることはできないと感じました。

聖徳太子は当時の世情を憂い悲しみ、そのあふれる想いをそのまま条文にしたのだと思います(もしかしたら泣きながら)。

なぜ聖徳太子が偉人とされるのか?

それは成した事よりも心から誰よりも深く国の将来を憂いたからだと感じました。



ところで話は壱万円札に戻りますが、

聖徳太子はなぜその座を福沢諭吉に譲ったのか?(聖徳太子様は納得したのか?という意味ではなく)

将来インフレが進み五万円札とか十万円札が必要になったときのために控えていただいているんだそうです(つまり控え室にいらっしゃるんですね)。さすがです。

しかし、今の経済情勢から考えるとご登場願うのはかなり先になりそうな・・・
by yu_isamu | 2010-05-14 11:17 | エトセトラ
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