You-Yu通信

武雄市議会議員 朝長勇のYou(あなた)とYu(わたし:勇)を結ぶ場所。武雄の笑顔を増やすため、聞き、学び、考え、そして行動します。ご意見はtomonagaisamu@po.saganet.ne.jpまで。
さが政談会FGT(フリーゲージトレイン)勉強会
7月14日の夜は「さが政談会」での新幹線西九州ルートの勉強会に参加しました。

内容は、現在導入が予定されているFGT(フリーゲージトレイン)の抱える諸問題についてが主なものでした。

講師は株式会社 大島組(鳥栖市)の中原技術部部長。

中原部長は旧国鉄からJR九州そして鳥栖市役所に勤務されたあと現職という経歴をお持ちで鉄道の歴史的経緯を含めて広範な知識をお持ちの方でした。

結論としてはFGTでは時短効果が薄く山陽新幹線(博多ー新大阪)への直接乗り入れも非現実的であり、経済波及効果も望めないため全線フル規格で整備すべきとういうものでした。

具体的な論点について以下に箇条書きしてみました。

・平成35年開業を予定しているが未だに営業できる車両が出来ていない。

・開発が間に合ったとしても車両が重くて速度も遅いので山陽新幹線への直接乗り入れはできない可能性が高い。新鳥栖から博多の間でさえ難しいのではないか。

・もし、山陽新幹線に乗り入れるとすれば、FGT専用の予備車両や整備士・検査施設の配置が必要となりコスト面でもJRにとっては受け入れ難いはず。

・在来線を重い車両が走ることになり、安全面・騒音・振動などでも問題がでる可能性が高い。

・博多ー武雄温泉で2回の軌間変換(車輪の間隔変更)が必要であり、これで10分程度の時間が必要。

・博多ー武雄温泉間は在来線を使い、鹿児島ルートの部分開業の際に八代駅で採用した新幹線と在来線の同一ホーム乗り換え方式を採用する方が効率的である(安全性も確立されている)。

・FGTにはすでに400億円の開発費が投入されており、最終的にはまだかなりの開発費が必要である。この開発費は当然導入される際の車両価格に上乗せされる。生産される車両数も少ないはずなのでかなり高額な車両になる。

と以上の様な内容でしたが、話を聞いた限りでの私の感想は

いずれ全線フル規格を目指すことを前提とすれば、今無理してFGTを開発する必要はないのではないか。

武雄温泉ー長崎をまず部分開業し、その後新鳥栖までのフル規格開業を目指す方がよいのではないかと感じました。

また詳細資料などが手に入れば記事の更新をしていきたいと思います。
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by yu_isamu | 2014-07-15 11:50 | 活動報告
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