You-Yu通信

武雄市議会議員 朝長勇のYou(あなた)とYu(わたし:勇)を結ぶ場所。武雄の笑顔を増やすため、聞き、学び、考え、そして行動します。ご意見はtomonagaisamu@po.saganet.ne.jpまで。
常襲水害対策特別委員会視察報告
ちょっと遅くなりましたが昨年11月に私が所属する「常襲水害対策特別委員会」で実施された行政視察の報告をさせてもらいます。

まずは事務局提出用に書いた文書をそのまま転記します。

-ここから-

                         常襲水害対策特別委員会
                                委員 朝長 勇
             行政視察報告書
行政視察の趣旨
 武雄市は、六角川河川流域と松浦川河川流域に位置し、洪水災害の常襲地でもあることから、現在では全国唯一の常襲水害対策特別委員会を設置する自治体として毎年国土交通省と九州地方整備局等への要望活動を実施している。またこれと同時に本委員会としても水害対策に対しての見識を深めておく必要があり、今回は一級河川である大淀川と小丸川を管理する宮崎国道河川事務所での視察研修を行いましたのでご報告いたします。

視察日時:平成23年11月21日(月)~22日(火) 一泊二日
視察場所:宮崎県宮崎市 宮崎国道河川事務所
視察人員:小柳委員長他 4名、議会事務局 1名 : 計6名
研修調査項目
  1.宮崎河川国道事務所の業務概要について
  2.大淀川下流地区激甚災害対策特別緊急事業について
  3.その他
       ・火山災害への備えについて
       ・宮崎海岸侵食対策について など
  4.瓜田地区における「輪中堤」現地見学

行政視察の成果
平成17年9月の台風14号は大淀川流域に記録的な降雨をもたらした。この際観測史上最高水位を記録し、大淀川下流域の1市3町では甚大な被害が発生した。この災害を教訓にハード面では流域断面確保のための河道掘削や景観・利用に配慮した堤防拡幅、ポンプ場の新設等の対策が実施されていた。
またソフト面では、被災後間もない11月29日に学識者などを含めた「大淀川水系水害に強い地域づくり委員会」が設置されハード・ソフト両面における被害軽減対策が検討された。この委員会ではまず台風14号水害による様々な課題の整理が行われ、先に挙げたハード対策とともに①地域コミュニティーの再構築や防災学習による「水害に強い人づくり」、②情報共有化や連絡網構築による「情報伝達のための環境づくり」、③雨水流出抑制や避難路整備等の「水害に強いまちづくり」、④防災施設の機能確保による「水害に強い防災拠点づくり」および水害発生中・発生後の取り組みについて提言がなされた。この提言内容については近年実際に発生した甚大災害の教訓が生かされており、整理された課題のなかには地域連携の不足や高齢化による災害弱者への対応など、水害だけでなく東日本大震災で喫緊の課題となった原発の放射能漏れ事故への対応など今後の武雄市の災害対応体制を検討する上でも非常に有益な情報を得る事ができた。
 これに加え、輪中堤の現地見学では河川氾濫時においても家屋への被害が最小限にするため現状の地形を利用した対策が行われており、今後災害に強いまちづくりをしていく上で参考にすべきと感じた。
 その他、新燃岳の火山災害対策や宮崎海岸の逼迫した侵食対策についての話を伺い、自然を相手にして市民の安全を守ることの困難さと重要性を再認識させられた視察研修でした。

-ここまで-

実際にはこの報告書に先方から頂いたいろんな資料や写真が添付されるのですがブログでアップするには量が多すぎるので割愛します。興味のある方は宮崎国道河川事務所のHPをご覧ください。

またはこれに限らず議会事務局に問い合わせてもらえば視察報告書は実物を閲覧することもできます。

市民の皆さんがこういった議会活動に興味を示して意見を出してもらうことで議会も活性化していきます。
今までそんなことした市民の人はおそらくいないと思うので事務局も驚くかも知れません(笑)。
お気軽にどうぞ(こんなこと書くと怒られるかな、まあ見てる人少ないし・・・)。



ここからは私なりの記事を少々。

行程は九州新幹線を利用して鹿児島中央まで行き、在来線に乗り換えて宮崎駅に向かいました。

新鳥栖駅から鹿児島中央まで1時間24分、速い!しかも快適!
そこから折り返して宮崎駅まで1時間53分・・・

河川事務所内部の写真
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河川や道路、新燃岳の砂防などの映像がリアルタイムで映し出されています。

事務所での説明後、輪中堤の現地見学(乗っかっているのが堤防です)。
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全体像が見えないのでわかりにくいと思いますが、河川が氾濫しても家屋への被害が最小限になるように元々の地形をうまく利用して道路を嵩上げしたり堤防を追加して住宅地を守るように作られています。
写真右奥が橋梁で大淀川の支流である瓜田川が流れています。

報告書にも書きましたが、私がちょっと心配になったのが宮崎海岸の浸食問題です。

原因は複雑なようですが、ダムや堤防、砂利の採取により砂の供給が減ったり海流の流れが変わってしまったことが主な要因だそうです。

昭和40年台には運動会ができていた砂浜が現在では完全に消失しています。
あのフェニックスリゾートの脇を走る一ツ葉有料道路の目前まで侵食が進んでいるとのことでした。
HPにも写真がありましたのでこちらを見てみてください。
この写真を見たときはちょっとショックでした。

人間の利便性向上のためにやったことが結果的に自然に悪影響を与え人間に跳ね返ってくる。そして今度は自然を守るために必死に対策を考える必要に迫られる。
ちょっと複雑な心境になりました。地球温暖化等も仕組みは一緒だななどと考えてしまいました。
次の世代に何を残せるか、今の私たちにできること、やるべきことは何か。
この辺の気持ちが報告書の最後の一文になっている訳です。

また、対応して頂いた職員の方に帰り際「口蹄疫」や「鳥インフルエンザ」のその後についてお尋ねしてみたんですが、やはり再建をあきらめて廃業された方も多いとのことでした。生活はどうされているんだろうとちょっと心配になりました。

さて翌日は帰路の途中、鹿児島で昼食を兼ねて時間をとって少々市内視察を行って帰りました。

寄ったところは甲突川沿いにある「維新ふるさと館」。
鹿児島中央駅からは歩いて行けます。
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途中にも戦争記念碑や大久保利通の銅像などがあって楽しみながら歩くことが出来ます。
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武雄市役所前の武雄川沿いの遊歩道ももっと人が歩く仕掛けがあったらいいなーと良く思うんですが、ピンと来なくてその度に忘れてしまいます(苦笑)。
ちょうど物産まつりのときの写真がありました。ここのことです。
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親水施設もあるし、見る度にもったいないと思うんですけどね。うーん・・・

話はそれましたが到着です。
「鹿児島市 維新ふるさと館」いやーこれは素晴らしかった。
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維新体感ホールでの等身大の動く人形(しかもしゃべる)が出てくるドラマ

「維新への道」と「薩摩スチューデント、西へ」

の二本立て。

特に「薩摩スチューデント」の方。

鎖国時代にいち早く海外に目を向けた薩摩藩。
藩の大任を背負い海外で寸暇を惜しんで知識や技術の習得に励んだ情熱溢れる若者たちの物語。
魂を揺さぶられる思いでした。

もっとじっくり見る時間が欲しかった。

ということで意気揚々と「維新ふるさと館」を出た後は、

そう、豚とろラーメンの店、その名も「豚とろ」(そのままやし)。
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ちょうどお昼時ということで既に行列が・・・
待った甲斐がありました。まさに「とろとろ」旨かったです。
待たされたせいかな!?

ということで本来の視察とは別のところでも個人的には非常に充実した視察となりました。

ありがとうございました。
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by yu_isamu | 2012-01-06 20:53 | 活動報告 | Comments(0)
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